データを読み込んでいます。
測定項目べつに見る
年齢別・条件別の平均をまとめています。自分の記録を入れなくても読めます。
- 握力大人では、運動の習慣による差がいちばん小さい

- 上体起こし30秒間の回数。差がはっきり出る

- 20mシャトルラン大人では、運動の習慣による差がいちばん大きい

- 持久走・急歩20mシャトルランとどちらか一方を選ぶ

- 長座体前屈柔軟性

- 反復横とび20秒間の回数。敏捷性
- 立ち幅とび脚の筋パワー

- 50m走19歳以下。記録が小さいほど速い

- ボール投げ19歳以下。小学生はソフトボール

- 開眼片足立ち65歳以上。バランス

- 10m障害物歩行65歳以上。記録が小さいほど速い
- 6分間歩行65歳以上。全身持久力
年代べつに見る
その年代で、運動の頻度によってどの項目に差が出るかを並べています。
小中高生の体力テスト
学校の体力テストの結果を受け取ったとき、平均と見くらべるだけでは足りません。運動する頻度や、運動部に入っているかどうかで平均は大きく変わります。学校でもらう紙とこのサイトで数字が違う理由も、各ページに書いています。
このサイトが答えること
「握力の平均は◯kg」という情報は、すでにたくさんあります。年齢と性別を入れて順位を出す計算ツールも実在します。
このサイトが引き受けるのは、そこから漏れている一点です。「ほとんど毎日」トレーニングしている人が、まったく運動しない人まで含めた全体平均と比べても、自分と同じ条件の人と比べたことにはなりません。小中高生でも同じで、差はむしろ大人より大きく出ます。運動する頻度に加えて、小中高生は運動部に入っているかでも分けられます。
数字で言うと、こうなります。大人の20mシャトルランで公表されている平均ちょうどの記録を出した人は、ほとんど毎日運動する人の中では上位71%(7割の人が自分より上)ですが、まったく運動しない人の中では上位25%です。同じ記録が46ポイント動きます。項目べつの一覧は運動頻度で何が変わるかにあります。
スポーツ庁の「体力・運動能力調査」には、年齢と性別だけでなく運動する頻度で分けた分布と運動部に入っているかで分けた分布が、標本数・平均値・標準偏差まで揃った形で公表されています。このサイトは、その区分をそのまま使います。
運動の習慣による差は項目によって大きく違う
実際に計算してみると、運動の習慣で差が出やすい項目と、ほとんど出ない項目がありました。大人でいちばん大きいのは20mシャトルラン、いちばん小さいのは握力で、その差はおよそ5.0倍あります。
つまり、握力が平均並みだからといって、運動の習慣が足りないということにはなりません。握力は体格や年齢で決まる部分が大きい項目だからです。続けている実感を数字で確かめたいなら、20mシャトルランや上体起こしのほうがはっきり出ます。
20mシャトルランと持久走・急歩はどちらか一方を選んで測ります。どちらも選んだ人だけの数字です。どれだけ選ばれなかったかは20mシャトルランのページと持久走・急歩のページに書いています。
「入っているか」より「どれだけやっているか」で差が出る
2つの比べ方を、大人と子どもの両方で測りました。当サイトが公表データから計算した値で、調査の公表値ではありません。
| 比べ方 | 小中高生 | 大人 |
|---|---|---|
| 運動・スポーツをする頻度 | 0.89 | 0.68 |
| 運動部・スポーツクラブ所属 | 0.60 | 0.33 |
男子・男性で、全項目の平均を取った値(標準偏差の何個分か)。大きいほど、その分け方で差が出ることを意味します。表が画面に収まらないときは、左右に動かすと続きの列が見られます(先頭の列は固定されます)。
運動頻度のほうが、運動部より一貫して差が大きい。部活に入っているかどうかより、どれだけ体を動かしているかのほうが、体力をよく説明します。またどちらの比べ方も、大人より子どものほうが差が出ます。
小中高生の「運動の頻度」は、学校の体育の授業を除いた運動・スポーツについて聞いています。「しない」は体育の授業以外では運動しないという意味で、体育の授業は全員が受けています。20歳以上の調査票にこの断りはありません。
上の2つの差はどちらも、いまそうしている人と、していない人をくらべた結果です。同じ人を追いかけた調査ではないので、これから始めればこの差のぶん記録が動く、という意味にはなりません。記録が高い人ほど続けやすい、という向きもありえます。
そもそも運動している人の割合も、年代と性別でまるで違います。週3日以上運動している人は、13歳男子で82%、19歳の女子で10%です(全員が測る握力の標本数を、区分ごとに合計したもので割った割合)。
詳しくは運動頻度で何が変わるかと運動部・スポーツクラブで何が変わるかにあります。
ほかの切り口には、1日の運動・スポーツ実施時間べつの平均(6〜19歳)、学生時代の運動部経験べつの平均(20〜64歳)、新体力テストの測定項目を年齢層べつに一覧(6〜79歳)があります。
もう一つ、運動の習慣より大きい差があります
同じ年齢の男女では、全項目の平均で標準偏差の0.96個分(小中高生)、1.46個分(大人)離れています。上の表の値より大きく、握力にかぎれば大人で2.88個分あります。このサイトが記録を必ず同じ性別の中で比べているのは、この差があるためです。
ただしこれは全項目をならした値です。項目ごとに見ると、小中高生では運動の習慣による差のほうが大きい項目もあります。どちらが大きいかは項目と年齢で入れ替わります(男女の差に一覧があります)。
握力の男女差は12歳までほとんどなく、13歳から数年で開きます。女子・女性のほうが高いのは長座体前屈です。年齢による変化は男女の差にまとめています。
ただし、区分どうしは大きく重なっています
「差が標準偏差◯個分」という言い方は、運動する人としない人が別々の集団であるかのように読めます。実際には、大人でまったく運動しない人の38.8%が、週3〜4日以上運動する人の握力の平均を超えています。差がいちばん大きい20mシャトルランでも7.1%です。
逆も同じで、続けていても平均より下に出ることはめずらしくありません。項目ごとの割合は差の重なりにあります。
やらないこと
- 健康状態の判定や、医学的な評価はしません。統計上の位置だけを返します。
- トレーニングの方法、種目のやり方、フォームの解説はしません。
- ジム、パーソナルジム、サプリメント、器具の比較や紹介はしません。
- 年度どうしの比較(年次推移)はしません。扱うのは令和7年度の1年分だけです(前の年度との平均の差は年度の比べ方のページにあります)。年次推移は、同じ公表元の「調査結果の概要」に図として載っています(出典とデータについてから行けます)。
- 新体力テストの得点表による点数や、A〜Eの総合評価、体力年齢は出しません。公式の基準がどこにあるかは出典とデータについてに書いています。
出典:「体力・運動能力調査」(スポーツ庁)令和7年度、2026年10月11日公表
https://www.mext.go.jp/sports/b_menu/toukei/chousa04/tairyoku/kekka/k_detail/1421920_00015.htm(2026年10月14日に利用)
統計数値表の必要な区分を抽出して整形しています。上位何%かの表示と、標準偏差の何個分かという値は当サイトの計算で、調査の公表値ではありません。