年代ごとの平均を、20〜24歳の平均を100としたときの数字に直して並べました。7項目あります。どの項目も同じように下がるわけではありません。
20〜24歳を100とすると、60〜64歳はいくつか
棒が長いほど、20〜24歳から下がっている幅が大きいことを表します。
いちばん下がるのは20mシャトルランで、60〜64歳の平均は男性45・女性46です(55%・54%下がっています)。いちばん下がらないのは握力で、男性94・女性95でした。同じ年代をくらべても、項目によってここまで違います。
持久走・急歩は記録が秒なので、数字が大きいほど遅いという意味になります。20〜24歳を100とすると60〜64歳は男性107・女性103で、7%・3%長くかかっています。向きが逆なので、下がり幅の棒には入れていません。
ここに出したのは、年代のちがう別の人たちの平均をくらべた結果です。同じ人を何年も追いかけた調査ではないので、いま20代の人がこの通りに下がっていく、という意味にはなりません。年代によって、だれが測りに来ているかも違います。
20mシャトルランと持久走・急歩はどちらか一方を選んで測る選択実施の項目です。どちらも、それを選んだ人だけが載っています。どれだけ選ばれなかったかは20mシャトルランのページと持久走・急歩のページに書いています。
60〜64歳のうち、20〜24歳の平均を超えるのは何%か
平均が下がっても、記録の散らばりは年代をまたいで重なります。60〜64歳の人のうち、20〜24歳の平均を超えるのが何%かを出しました。
棒が長いほど、年代のあいだの重なりが大きいことを表します。
持久走・急歩では男性の30.0%、女性の39.8%が20〜24歳の平均を超えています。年代で二つに分かれるわけではありません。いっぽう20mシャトルランは男性0.9%・女性0.9%で、年代のあいだがほとんど重なりません。どの項目の話をしているかで、重なり方はまったく違います。
この割合は、各区分の平均値と標準偏差から正規分布を仮定して計算した近似です。調査が公表しているのは標本数・平均値・標準偏差までで、実際の分布のかたちは公表されていません(差の重なりに同じ計算を運動の習慣で出しています)。
男性の年代べつの平均(20〜24歳=100)
| 年代 | 握力 44.68kg |
上体起こし 28.62回 |
長座体前屈 44.94cm |
反復横とび 55.43点 |
20mシャトルラン 71.30回 |
立ち幅とび 226.35cm |
持久走・急歩 702.20秒 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 20〜24歳 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 |
| 25〜29歳 | 103 | 98 | 98 | 98 | 93 | 98 | 98 |
| 30〜34歳 | 104 | 94 | 96 | 94 | 83 | 95 | 100 |
| 35〜39歳 | 102 | 90 | 92 | 91 | 80 | 93 | 102 |
| 40〜44歳 | 102 | 83 | 87 | 87 | 73 | 89 | 103 |
| 45〜49歳 | 101 | 80 | 87 | 85 | 65 | 87 | 104 |
| 50〜54歳 | 99 | 76 | 85 | 82 | 57 | 85 | 104 |
| 55〜59歳 | 97 | 72 | 83 | 79 | 49 | 81 | 106 |
| 60〜64歳 | 94 | 67 | 81 | 76 | 45 | 77 | 107 |
| 65〜69歳 | 88 | 56 | 79 | — | — | — | — |
| 70〜74歳 | 84 | 51 | 77 | — | — | — | — |
| 75〜79歳 | 79 | 44 | 75 | — | — | — | — |
項目名の下は20〜24歳の平均です。「—」はその年代で調査の対象になっていない項目です。女性の表も同じ読み方です。表が画面に収まらないときは、左右に動かすと続きの列が見られます(先頭の列は固定されます)。
女性の年代べつの平均(20〜24歳=100)
| 年代 | 握力 27.22kg |
上体起こし 21.18回 |
長座体前屈 45.59cm |
反復横とび 46.29点 |
20mシャトルラン 38.16回 |
立ち幅とび 167.66cm |
持久走・急歩 532.51秒 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 20〜24歳 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 |
| 25〜29歳 | 102 | 95 | 98 | 99 | 91 | 99 | 99 |
| 30〜34歳 | 103 | 89 | 94 | 94 | 79 | 95 | 101 |
| 35〜39歳 | 103 | 81 | 93 | 90 | 72 | 91 | 102 |
| 40〜44歳 | 104 | 76 | 90 | 88 | 66 | 89 | 101 |
| 45〜49歳 | 102 | 72 | 89 | 87 | 61 | 86 | 102 |
| 50〜54歳 | 100 | 68 | 91 | 85 | 58 | 84 | 103 |
| 55〜59歳 | 97 | 62 | 90 | 83 | 54 | 82 | 102 |
| 60〜64歳 | 95 | 58 | 90 | 80 | 46 | 77 | 103 |
| 65〜69歳 | 93 | 49 | 88 | — | — | — | — |
| 70〜74歳 | 88 | 45 | 86 | — | — | — | — |
| 75〜79歳 | 83 | 39 | 85 | — | — | — | — |
75〜79歳まで数字があるのは3項目です
75〜79歳まで測っているのは握力・上体起こし・長座体前屈で、ほかの項目は60〜64歳までです。75〜79歳の平均は、握力が男性79・女性83、上体起こしが男性44・女性39、長座体前屈が男性75・女性85でした。
同じ3項目でも、残り方はそろいません。75〜79歳では、男性では握力(79)と上体起こし(44)で35の開き、女性では長座体前屈(85)と上体起こし(39)で47の開きがあります。
65歳以上では、測る前に日常生活活動テスト(ADL・12問)を行います。その合計点によって、上体起こし・開眼片足立ち・10m障害物歩行・6分間歩行を実施しないことがあります(合計12点以下は実施できない、24点未満は慎重な検討を要する、と新体力テスト実施要項にあります)。公表されている平均は、実施した人の記録です。実施できなかった人は入っていません。
20歳以上は、職場や地域の集まりで測っています
とくに20歳以上は、職場や地域の集まりで測っています。テストを受けられる人が集まっているぶん、国全体の平均より高く出ている可能性があります。年代が変われば、集まりの中身も変わります。年代のあいだの差には、体力の変わり方だけでなく、だれが測りに来ているかの違いも混じります。
年代ごとの中身を見る
- 20代の平均と、運動の習慣でつく差
- 30代の平均と、運動の習慣でつく差
- 40代の平均と、運動の習慣でつく差
- 50代の平均と、運動の習慣でつく差
- 60代の平均と、運動の習慣でつく差
- 70代の平均と、運動の習慣でつく差
年齢べつの平均をそのまま見る
- 年齢べつの平均6歳〜79歳の、1歳きざみの平均と標準偏差
- 運動の頻度で何が変わるか「ほとんど毎日」の人と、しない人の平均の差
- 運動部・スポーツクラブで何が変わるか6〜79歳の、入っている人と入っていない人の差
- 自分の記録の位置を出す年齢・性別・運動の習慣をそろえて比べます
出典:「体力・運動能力調査」(スポーツ庁)令和6年度、2025年10月7日公表
https://www.mext.go.jp/sports/b_menu/toukei/chousa04/tairyoku/kekka/k_detail/1421920_00012.htm(2026年9月12日に利用)
公表されている統計数値表から必要な区分を抽出し、当サイトで扱いやすい形へ整形しました。数値そのものは改変していません。標準偏差の何個分かという値は、当サイトが上記データから計算したもので、調査の公表値ではありません。