60代の体力テストの平均(握力・20mシャトルラン)

スポーツ庁「体力・運動能力調査」令和7年度の公表データから

ジムの棚に置かれたダンベルとケトルベル

60代(60〜69歳)の体力測定の平均です。年齢と性別だけでなく、運動・スポーツをする頻度とスポーツクラブに入っているかで分けて載せています。

運動しない人まで含めた全体平均と自分を見くらべても、続けている人にとっては同じ条件の比較になりません。

65歳以上では、測る前に日常生活活動テスト(ADL・12問)を行います。その合計点によって、上体起こし・開眼片足立ち・10m障害物歩行・6分間歩行を実施しないことがあります(合計12点以下は実施できない、24点未満は慎重な検討を要する、と新体力テスト実施要項にあります)。公表されている平均は、実施した人の記録です。実施できなかった人は入っていません。

年齢を選ぶと、自分の記録を入れて位置を出せます。10歳上は70代のページです。

60代のシャトルラン平均(男女別の回数)

60代の20mシャトルランの平均は、次のとおりです。運動の頻度を分けない、全体の平均です。20mシャトルランは持久走・急歩との選択実施なので、シャトルランを選んだ人だけの平均です。

60代のシャトルラン平均(男女別の回数)
年齢男性女性
60〜64歳30.3回17.6回

60代以外の年齢の平均は、20mシャトルランのページに年齢ごとに載せています。運動の頻度で分けた平均は、「全項目の平均(運動の頻度べつ)」の節にあります。

60代では、運動の頻度でどの項目に差が出るか

週3〜4日以上運動する人と、まったくしない人で、平均が標準偏差の何個分離れているかです。男女の平均を取っています。

標準偏差は、記録が平均のまわりにどれくらい散らばっているかを表す値です。値が大きいほど、人によって記録の差が大きいことを表します。

60代は、年齢区分によって測る項目が入れ替わります。違う年齢で測った値を並べても比べたことにならないので、区分ごとに分けています。

60〜64歳

棒の長さは0から始まっています。0は「その分け方で差がない」ことを意味するので、長さをそのまま比として読めます。

65〜69歳

この値は当サイトの計算で、調査の公表値ではありません。

20mシャトルランは持久走・急歩との選択実施で、選んだ人だけが載っています。20mシャトルランのページにどれだけ選ばれなかったかを書いています。

持久走・急歩は20mシャトルランとの選択実施で、選んだ人だけが載っています。持久走・急歩のページにどれだけ選ばれなかったかを書いています。

ただし、この差は二つに分かれるという意味ではありません。まったく運動しない人のうち、週3〜4日以上運動する人の平均を超えるのは、60〜64歳で平均28.3%、65〜69歳で平均35.6%です(全項目・男女をならした割合)。項目ごとの割合は差の重なりのページにあります。

50代とくらべて、下がる項目と下がらない項目

同じ年齢区分の10歳下(50代)と平均をくらべ、何%変わるかを出しました(60〜64歳は50〜54歳と、65〜69歳は55〜59歳と)。記録が小さいほど速い項目は、速くなると数字が小さくなるため、プラスが良くなった側になるよう向きをそろえています。どの項目もマイナスなら下がっていると読めます。両方の区分では測っていない項目があり、その項目はくらべられる区分だけでくらべています。

男性女性
-25.2%
-22.9%
-14.7%
-15.7%
-8.4%
-7.6%
-7.2%
-6.7%
-7.0%
-5.0%
-4.7%
-0.6%
-1.2%
-1.8%

縦の細い線が0(変わらない)です。左へ伸びているほど、10歳下の区分より平均が下がっていることを表します。

この下がり方が、ほかの年代ではどう見えるかは年代と落ち方にまとめています。

この値は当サイトが公表データから計算したもので、調査の公表値ではありません。同じ人を長く追って測った数字ではありません。年齢で分けた別々の人の平均を並べたもので、いま何歳の人がこの先どうなるかを表すものではありません。

60代の全項目で、平均の記録は運動の頻度ごとに上位何%か

記録を、同じ年齢・性別の全体の平均ちょうどに固定し、運動の頻度の区分だけを動かした早見表です。各区分の平均と標準偏差から上位何%かを求めました。小さい数字ほど上にいます。同じ記録でも、毎日運動する人の中では下がり、しない人の中では上がります。測っていない項目は載せていません。

男性

男性
項目(区分・記録)ほとんど毎日ときどきときたましない
握力(60〜64歳・41.4kg)上位50%上位49%上位54%上位46%
上体起こし(60〜64歳・19.2回)上位64%上位55%上位48%上位32%
長座体前屈(60〜64歳・36.6cm)上位53%上位52%上位48%上位44%
反復横とび(60〜64歳・41.8点)上位59%上位57%上位48%上位35%
20mシャトルラン(60〜64歳・30.3回)上位67%上位56%上位38%上位19%
立ち幅とび(60〜64歳・173.1cm)上位51%上位56%上位48%上位40%
10m障害物歩行(65〜69歳・6.0秒)上位58%上位50%上位51%上位43%
6分間歩行(65〜69歳・619.5m)上位60%上位51%上位40%上位39%
持久走・急歩(60〜64歳・743.3秒)上位60%上位51%上位35%上位46%

女性

女性
項目(区分・記録)ほとんど毎日ときどきときたましない
握力(60〜64歳・25.8kg)上位52%上位51%上位48%上位46%
上体起こし(60〜64歳・12.7回)上位62%上位54%上位44%上位31%
長座体前屈(60〜64歳・40.9cm)上位59%上位52%上位43%上位38%
反復横とび(60〜64歳・36.9点)上位59%上位55%上位48%上位30%
20mシャトルラン(60〜64歳・17.6回)上位63%上位52%上位48%上位26%
立ち幅とび(60〜64歳・129.3cm)上位55%上位54%上位47%上位38%
10m障害物歩行(65〜69歳・6.8秒)上位57%上位54%上位47%上位39%
6分間歩行(65〜69歳・588.3m)上位58%上位54%上位38%上位34%
持久走・急歩(60〜64歳・553.6秒)上位52%上位56%上位48%上位30%

当サイトが公表データから計算した近似で、調査の公表値ではありません。正規分布を当てはめているため、左右対称でない区分ではずれます。自分の記録での位置は、項目名のページで出せます。

60代の全項目で、運動の頻度ごとの「上位約16%」の目安になる記録

各区分の平均から、標準偏差1個分よい側にある記録です。正規分布なら、その区分の中でおよそ上位16%にあたります。記録が小さいほど速い項目は、平均より小さい値が目安です。区分ごとに平均も標準偏差も違うので、同じ「上位約16%」でも、運動する人の区分ほど高い記録になります。

男性

男性
項目(区分・単位)ほとんど毎日ときどきときたましない
握力(60〜64歳・kg)47.747.548.747.0
上体起こし(60〜64歳・回)27.325.624.622.1
長座体前屈(60〜64歳・cm)47.647.547.045.9
反復横とび(60〜64歳・点)49.249.447.946.0
20mシャトルラン(60〜64歳・回)62.549.139.831.3
立ち幅とび(60〜64歳・cm)198.5199.4194.8190.9
10m障害物歩行(65〜69歳・秒)4.64.84.74.9
6分間歩行(65〜69歳・m)746.2707.6693.9680.1
持久走・急歩(60〜64歳・秒)609.7632.1695.1637.0

女性

女性
項目(区分・単位)ほとんど毎日ときどきときたましない
握力(60〜64歳・kg)30.130.329.829.6
上体起こし(60〜64歳・回)20.518.817.515.2
長座体前屈(60〜64歳・cm)52.949.948.147.0
反復横とび(60〜64歳・点)44.344.041.939.6
20mシャトルラン(60〜64歳・回)34.527.324.819.6
立ち幅とび(60〜64歳・cm)155.4154.2149.8143.4
10m障害物歩行(65〜69歳・秒)5.45.55.56.0
6分間歩行(65〜69歳・m)681.0671.1645.9631.8
持久走・急歩(60〜64歳・秒)471.5475.2502.4526.8

当サイトが公表データから計算した近似で、調査の公表値ではありません。実際の上位16%の人の記録とは、分布の形によってずれます。全体の平均を固定して位置を出した上の表とは、記録を区分ごとに決めている点が違います。

60代の全項目の平均(運動の頻度べつ)

測定項目を縦に、年齢区分と運動の頻度を横に並べています。ここに出しているのは全体・週3〜4日以上・しないの3つです。週1〜2日程度と月1〜3日程度も加えた4区分は各項目のページにあります(項目名から進めます)。

男性

男性
測定項目 60〜64歳
全体
60〜64歳
ほとんど毎日
60〜64歳
しない
65〜69歳
全体
65〜69歳
ほとんど毎日
65〜69歳
しない
握力
kg
41.37
923人
41.45
188人
40.78
188人
39.56
889人
39.14
227人
39.65
142人
上体起こし
回
19.22
887人
21.29
178人
16.49
179人
16.58
858人
18.20
221人
13.95
136人
長座体前屈
cm
36.58
912人
37.44
186人
35.04
185人
34.97
878人
34.84
229人
34.67
141人
反復横とび
点
41.81
870人
43.13
172人
39.09
177人
———
20mシャトルラン
回
30.27
616人
40.19
120人
21.63
137人
———
立ち幅とび
cm
173.09
887人
173.47
180人
166.89
180人
———
開眼片足立ち
秒
———83.30
872人
86.23
226人
71.70
136人
10m障害物歩行
秒・小さいほど速い
———5.98
815人
5.77
213人
6.25
129人
6分間歩行
m
———619.50
787人
644.83
205人
596.75
126人
持久走・急歩
秒・小さいほど速い
743.34
200人
716.69
45人 *
755.65
34人 *
———

女性

女性
測定項目 60〜64歳
全体
60〜64歳
ほとんど毎日
60〜64歳
しない
65〜69歳
全体
65〜69歳
ほとんど毎日
65〜69歳
しない
握力
kg
25.75
1097人
25.99
187人
25.38
218人
25.01
936人
24.80
245人
24.66
113人
上体起こし
回
12.65
1059人
14.55
184人
10.10
213人
10.76
899人
11.94
236人
7.41
106人
長座体前屈
cm
40.85
1077人
43.16
187人
38.26
213人
40.56
918人
41.27
242人
37.32
111人
反復横とび
点
36.91
1015人
38.21
177人
34.02
198人
———
20mシャトルラン
回
17.64
645人
21.82
98人 *
14.01
141人
———
立ち幅とび
cm
129.31
1048人
132.41
182人
122.87
210人
———
開眼片足立ち
秒
———82.84
914人
86.89
239人
75.24
109人
10m障害物歩行
秒・小さいほど速い
———6.75
860人
6.60
228人
7.12
104人
6分間歩行
m
———588.32
808人
604.02
210人
556.22
98人 *
持久走・急歩
秒・小さいほど速い
553.65
260人
549.12
57人 *
582.71
49人 *
———

上段が平均、下段が標本数です。* は標本数が100人未満の区分です。「—」の欄は、その年齢の調査に含まれていない項目です。表が画面に収まらないときは、左右に動かすと続きの列が見られます(先頭の列は固定されます)。

自分の運動の頻度で、記録を入れて位置を出します。頻度を選んで進めます。

60代の全項目の平均(スポーツクラブの有無べつ)

20歳以上の調査票では、スポーツクラブへの所属を聞いています(運動部という選択肢はありません)。

同じ並びで、スポーツクラブに入っているかで分けた平均です。上の表と見くらべると、同じ人たちを別の分け方で切ったときにどれだけ違う数字になるかが見られます。

男性

男性
測定項目 60〜64歳
所属している
60〜64歳
所属していない
65〜69歳
所属している
65〜69歳
所属していない
握力
kg
41.11
209人
41.44
682人
40.32
223人
39.31
629人
上体起こし
回
20.85
203人
18.78
652人
18.17
219人
15.96
607人
長座体前屈
cm
37.28
206人
36.31
674人
34.81
225人
34.85
617人
反復横とび
点
43.72
199人
41.27
639人
——
20mシャトルラン
回
35.29
147人
28.73
461人
——
立ち幅とび
cm
177.20
203人
171.62
654人
——
開眼片足立ち
秒
——88.02
220人
81.77
617人
10m障害物歩行
秒・小さいほど速い
——5.85
208人
6.03
584人
6分間歩行
m
——637.13
202人
612.01
563人
持久走・急歩
秒・小さいほど速い
721.30
44人 *
750.07
148人
——

女性

女性
測定項目 60〜64歳
所属している
60〜64歳
所属していない
65〜69歳
所属している
65〜69歳
所属していない
握力
kg
26.45
321人
25.48
735人
25.30
328人
24.88
583人
上体起こし
回
14.37
313人
11.81
711人
12.06
319人
9.91
558人
長座体前屈
cm
41.99
320人
40.13
719人
41.61
325人
40.11
568人
反復横とび
点
38.78
296人
36.03
686人
——
20mシャトルラン
回
20.10
186人
16.61
449人
——
立ち幅とび
cm
133.83
307人
127.36
708人
——
開眼片足立ち
秒
——87.12
320人
80.58
570人
10m障害物歩行
秒・小さいほど速い
——6.57
302人
6.85
541人
6分間歩行
m
——598.84
285人
582.41
507人
持久走・急歩
秒・小さいほど速い
544.41
78人 *
557.62
176人
——

読み方は上の表と同じです。ただしこちらは所属している・所属していないの2つしかなく、頻度の4区分のような途中の段階はありません。入っている人がどれだけ活動しているかは、この分け方には表れません。表が画面に収まらないときは、左右に動かすと続きの列が見られます(先頭の列は固定されます)。

60代では、スポーツクラブの有無でどの項目に差が出るか

スポーツクラブに所属している人と、していない人で、平均が標準偏差の何個分離れているかです。男女の平均を取っています。

60代は年齢区分によって測る項目が入れ替わるので、この図も区分ごとに分けています。

60〜64歳(スポーツクラブ)

65〜69歳(スポーツクラブ)

棒の読み方は上の図と同じです。この値も当サイトが公表データから計算したもので、調査の公表値ではありません。区分ごとに測る項目が違うので、区分をまたいで順番を比べることはできません。

60代では、運動する頻度で分けたほうが、差は大きく出ます(全項目をならして0.48対0.25、1.92倍)。クラブに入っているかどうかより、どれだけの回数からだを動かしているかのほうが、記録との結びつきが強く出ています。項目ごとの比較は運動部・スポーツクラブで何が変わるかにあります。

この分け方でも、二つに分かれるという意味ではありません。スポーツクラブに入っていない人のうち、入っている人の平均を超えるのは、60〜64歳で平均39.0%、65〜69歳で平均42.6%です(全項目・男女をならした割合)。

上の2つの差はどちらも、いまそうしている人と、していない人をくらべた結果です。同じ人を追いかけた調査ではないので、これから始めればこの差のぶん記録が動く、という意味にはなりません。記録が高い人ほど続けやすい、という向きもありえます。

60代の体力テストの平均のよくある質問

60代の平均は、何歳ごとに載っていますか

60〜64歳、65〜69歳の区分ごとに載せています。区分のなかの年齢を個別には分けていません。

60代の運動の頻度は、どう分けていますか

4区分です。このページの表には、両端の区分(週3〜4日以上と、しない)を載せています。途中の週1〜2日程度と月1〜3日程度は、各項目のページにあります。

自分の記録は、60代の人の中でどのあたりですか

同じ年齢・性別で、運動の習慣が同じ人の分布の中での位置を、自分の記録を入れて出せます。

ほかの年代

ほかの切り口でくらべる

ほかの切り口では、年度(令和6年度と令和7年度)による平均の違い、学生時代の運動部経験べつの平均も比べられます。

持久力は20mシャトルランのページに、年齢ごとの平均を載せています。

柔軟性は長座体前屈の年齢別平均、持久力はシャトルランの平均(年齢別)のページで、年齢ごとに見比べられます。

測り直したときの比べ方(前回との差・測り直しの目安日)

残さなくても、記録を入れれば位置は出ます。記録を残すと、次に同じ条件で入れたときに前回との差が出ます。自分の記録のページでは、前回の保存からの日数と測り直しの目安日を見られます。保存した値はこの端末の中だけに残り、外へは送りません。

出典:「体力・運動能力調査」(スポーツ庁)令和7年度、2026年10月11日公表
https://www.mext.go.jp/sports/b_menu/toukei/chousa04/tairyoku/kekka/k_detail/1421920_00015.htm(2026年10月14日に利用)

統計数値表の必要な区分を抽出して整形しています。上位何%かの表示と、標準偏差の何個分かという値は当サイトの計算値です。