運動頻度別の体力測定の平均の差(項目ごと)

スポーツ庁「体力・運動能力調査」令和7年度の公表データから

ジムの棚に置かれたダンベルとケトルベル

このページが答えるのは、運動の頻度が違う人の平均が項目ごとにどれだけ離れているか、自分の記録は頻度べつだと何位になるか、です。年代による変化は年代と落ち方、男女の違いは男女の差のページで比べます。

「ほとんど毎日」運動する人と、まったく運動しない人で、どれだけ差が出るのか

平均がどれだけ離れているかを、標準偏差の何個分かで測りました。単位の違う項目どうしを同じものさしで比べるための値で、1.0なら「ばらつき1つ分まるごと離れている」ことを意味します。

標準偏差は、記録が平均のまわりにどれくらい散らばっているかを表す値です。値が大きいほど、人によって記録の差が大きいことを表します。

各年齢区分で計算し、その平均を出しています。50m走、10m障害物歩行、持久走・急歩のように記録が小さいほど良い項目は、向きをそろえてあります。この値は当サイトの計算で、調査の公表値ではありません。

小中高生(6〜19歳)

男子女子
20mシャトルラン
1.28
1.08 ボール投げ
1.07
0.87 持久走・急歩
0.97
1.14 50m走
0.92
0.91 反復横とび
0.91
0.81 上体起こし
0.91
0.82 立ち幅とび
0.86
0.79 握力
0.63
0.41 長座体前屈
0.45
0.40

棒の長さは0から始まっています。0は「その分け方で差がない」ことを意味するので、長さをそのまま比として読めます。

小中高生の「運動の頻度」は、学校の体育の授業を除いた運動・スポーツについて聞いています。「しない」は体育の授業以外では運動しないという意味で、体育の授業は全員が受けています。20歳以上の調査票にこの断りはありません。

大人(20〜64歳)

男性女性
20mシャトルラン
1.35
0.98 上体起こし
0.87
0.81 反復横とび
0.67
0.71 持久走・急歩
0.64
0.68 立ち幅とび
0.53
0.62 長座体前屈
0.45
0.44 握力
0.27
0.29

高齢期(65〜79歳)

65歳以上は、反復横とび・20mシャトルラン(または急歩)・立ち幅とびに代えて開眼片足立ち・10m障害物歩行・6分間歩行を測ります。測る項目が違うので、上の図とは分けています。

男性女性
上体起こし
0.71
0.66 6分間歩行
0.57
0.77 10m障害物歩行
0.48
0.47 開眼片足立ち
0.31
0.39 長座体前屈
0.19
0.46 握力
0.18
0.16

この差は、よく運動している人と、まったくしない人をくらべた結果です。同じ人を追いかけた調査ではないので、運動の回数を増やせばこの差のぶん記録が動く、という意味にはなりません。記録が高い人ほど運動を続けやすい、という向きもありえます。

少しだけ運動する人は、どのあたりにいるか

ここまでは「ほとんど毎日」と「しない」の両端だけを見てきました。調査は4区分で公表しているので、途中の区分がどこまで来ているかも出せます。「しない」を0、「ほとんど毎日」を100として、その間のどのあたりかを0〜100で表します。

「ときどき」の人がいるのは、小中高生(6〜19歳)で39〜54%、大人(20〜64歳)で60〜78%、高齢期(65〜79歳)で64〜89%のあたりです(項目によって違います)。両端の差のうち、この区分までで何割が埋まっているかを示しています。

小中高生(6〜19歳)の場合

小中高生(6〜19歳)の場合
測定項目 ときどき
週に1〜2日くらい
ときたま
月に1〜3日くらい
立ち幅とび 54%
23〜92
24%
-1〜71
長座体前屈 52%
28〜106
26%
-30〜92
握力 50%
9〜82
22%
-37〜61
50m走 48%
16〜82
25%
-33〜44
反復横とび 46%
23〜102
21%
1〜82
上体起こし 46%
24〜87
22%
-24〜53
ボール投げ 43%
30〜83
27%
-13〜54
持久走・急歩 41%
-47〜75
13%
-84〜56
20mシャトルラン 39%
11〜84
19%
-4〜71

大人(20〜64歳)の場合

大人(20〜64歳)の場合
測定項目 ときどき
週1〜2日程度
ときたま
月1〜3日程度
反復横とび 78%
50〜98
44%
19〜67
立ち幅とび 77%
56〜148
47%
22〜81
持久走・急歩 70%
13〜210
29%
-45〜78
握力 68%
48〜107
41%
12〜63
上体起こし 67%
49〜107
36%
3〜54
長座体前屈 65%
42〜111
37%
-2〜71
20mシャトルラン 60%
44〜86
29%
8〜49

高齢期(65〜79歳)の場合

高齢期(65〜79歳)の場合
測定項目 ときどき
週1〜2日程度
ときたま
月1〜3日程度
長座体前屈 89%
41〜112
35%
-28〜101
10m障害物歩行 72%
54〜83
53%
35〜79
開眼片足立ち 72%
53〜108
44%
-6〜69
6分間歩行 67%
50〜82
37%
-8〜61
上体起こし 64%
36〜85
34%
27〜46

上段が年齢区分・男女べつに出した割合の真ん中の値、下段がその幅です。この値は当サイトが公表データから計算したもので、調査の公表値ではありません。別々の人をくらべた数字です。表が画面に収まらないときは、左右に動かすと続きの列が見られます(先頭の列は固定されます)。

年齢をまたいで平均をひとつにまとめると区分ごとの年齢の構成が混ざるので、区分ごとに出してからまとめています。両端の差が標準偏差の0.2個分に満たない区分は、割合が意味を持たないので外しています。

小中高生のうち、週3日以上運動している人は何%か

同じ表の標本数から、「ほとんど毎日」の人がその年齢・性別の標本の何%にあたるかを出しました(小中高生の「ほとんど毎日」は週3日以上)。ほとんど毎日の標本数を、全員が測る握力の標本数を区分ごとに合計したもので割っています。この質問に答えていない人は入っていません。

いちばん少ないのは19歳女子の10%、いちばん多いのは13歳男子の82%です。

17歳と18歳のあいだで大きく落ちます(男子56%→28%、女子33%→11%)。ただし、ここは対象が変わる境目です。17歳までは高校生、18歳・19歳は高等専門学校・短期大学・大学の学生を測っています。この落ち方をそのまま「18歳で運動をやめる」とは読めません。

小中高生のうち、週3日以上運動している人は何%か
年齢 男子 女子
6歳 34% 26%
7歳 41% 29%
8歳 50% 34%
9歳 60% 41%
10歳 62% 41%
11歳 62% 37%
12歳 78% 61%
13歳 82% 63%
14歳 78% 58%
15歳 66% 41%
16歳 62% 38%
17歳 56% 33%
18歳 28% 11%
19歳 27% 10%

6〜17歳の数字は、公立の学校で測ったものです(私立は入っていません)。18歳・19歳は、高等専門学校・短期大学・大学の学生と定時制高校の18歳の数字です。働いている人や進学していない人は入っていません。測った人の範囲は、出典とデータについての「誰を測った数字か」で説明しています。

小中高生の運動の頻度4区分の割合(年齢別)

分母は上の表と同じです。各区分の標本数を、全員が測る握力の標本数を区分ごとに合計したもので割り、4つを足すとほぼ100%になります(四捨五入のため1ずれることがあります)。

男子

男子
年齢 ほとんど毎日 ときどき ときたま しない
6歳 34% 44% 12% 10%
7歳 41% 41% 10% 8%
8歳 50% 34% 8% 8%
9歳 60% 28% 7% 5%
10歳 62% 28% 6% 4%
11歳 62% 26% 7% 5%
12歳 78% 12% 6% 3%
13歳 82% 10% 4% 4%
14歳 78% 13% 5% 4%
15歳 66% 14% 10% 9%
16歳 62% 14% 10% 13%
17歳 56% 18% 12% 14%
18歳 28% 32% 21% 18%
19歳 27% 30% 21% 21%

女子

女子
年齢 ほとんど毎日 ときどき ときたま しない
6歳 26% 46% 14% 15%
7歳 29% 47% 11% 12%
8歳 34% 45% 12% 9%
9歳 41% 41% 12% 6%
10歳 41% 40% 13% 5%
11歳 37% 41% 16% 6%
12歳 61% 20% 12% 7%
13歳 63% 18% 11% 9%
14歳 58% 18% 13% 11%
15歳 41% 20% 18% 21%
16歳 38% 20% 18% 24%
17歳 33% 19% 19% 28%
18歳 11% 27% 26% 36%
19歳 10% 23% 24% 43%

大人のうち、週3〜4日以上運動している人は何%か

同じ表の標本数から、「ほとんど毎日」の人がその年齢・性別の標本の何%にあたるかを出しました。ほとんど毎日の標本数を、全員が測る握力の標本数を区分ごとに合計したもので割っています。この質問に答えていない人は入っていません。

いちばん少ないのは35〜39歳女性の7%、いちばん多いのは75〜79歳男性の36%です。年代によって、その区分の人数はまるで違います。

大人のうち、週3〜4日以上運動している人は何%か
年齢区分 男性 女性
20〜24歳 24% 11%
25〜29歳 23% 10%
30〜34歳 19% 8%
35〜39歳 17% 7%
40〜44歳 16% 9%
45〜49歳 16% 11%
50〜54歳 15% 14%
55〜59歳 17% 17%
60〜64歳 21% 18%
65〜69歳 27% 27%
70〜74歳 32% 31%
75〜79歳 36% 32%

いちばん低くなるのは男性が50〜54歳(15%)、女性が35〜39歳(7%)で、そこから上の年齢ではまた高くなります。

これは調査の標本の中での割合で、国全体の割合として公表されているものではありません。当サイトが公表データから計算したものです。年齢層によって区分の言い方が違う(週3日以上と週3〜4日以上)ので、小中高生と大人は同じ問いとして並べていません。割合が年代で上下する理由は、この調査の数字からは分かりません。表が画面に収まらないときは、左右に動かすと続きの列が見られます(先頭の列は固定されます)。

大人の運動の頻度の4区分の割合(年齢別)

分母は上の表と同じです。各区分の標本数を、全員が測る握力の標本数を区分ごとに合計したもので割り、4つを足すとほぼ100%になります(四捨五入のため1ずれることがあります)。この質問に答えていない人は入っていません。

男性

男性
年齢区分 ほとんど毎日 ときどき ときたま しない
20〜24歳 24% 41% 22% 13%
25〜29歳 23% 40% 22% 15%
30〜34歳 19% 41% 24% 16%
35〜39歳 17% 36% 25% 22%
40〜44歳 16% 38% 24% 23%
45〜49歳 16% 40% 22% 23%
50〜54歳 15% 38% 22% 25%
55〜59歳 17% 38% 22% 23%
60〜64歳 21% 37% 21% 21%
65〜69歳 27% 41% 16% 17%
70〜74歳 32% 40% 15% 13%
75〜79歳 36% 42% 12% 11%

女性

女性
年齢区分 ほとんど毎日 ときどき ときたま しない
20〜24歳 11% 32% 28% 30%
25〜29歳 10% 31% 26% 34%
30〜34歳 8% 30% 24% 38%
35〜39歳 7% 26% 24% 43%
40〜44歳 9% 31% 20% 40%
45〜49歳 11% 33% 19% 37%
50〜54歳 14% 37% 20% 30%
55〜59歳 17% 37% 18% 28%
60〜64歳 18% 44% 17% 21%
65〜69歳 27% 46% 15% 12%
70〜74歳 31% 47% 12% 10%
75〜79歳 32% 47% 11% 10%

これは調査の標本の中での割合で、国全体の割合として公表されているものではありません。当サイトが公表データから計算したものです。表が画面に収まらないときは、左右に動かすと続きの列が見られます(先頭の列は固定されます)。

運動の頻度の区分ごとの、記録の散らばり

平均だけでなく、同じ区分の中で記録がどれだけ散らばっているかも区分で違います。各区分の標準偏差が、全体の標準偏差の何倍かを項目ごとに並べました。1.00より大きければ、全体より散らばりが広く、小さければ狭いことを示します。年齢区分と男女の組ごとに出して、真ん中の値をとっています。

小中高生(6〜19歳)の散らばり

小中高生(6〜19歳)の散らばり
測定項目 ほとんど毎日ときどきときたましない
握力0.990.980.970.99
上体起こし0.960.950.940.95
長座体前屈0.980.990.991.02
反復横とび0.950.950.950.98
20mシャトルラン1.020.860.820.79
立ち幅とび0.950.980.971.00
50m走0.900.980.991.03
ボール投げ1.000.910.900.87
持久走・急歩0.930.920.860.92

大人(20〜64歳)の散らばり

大人(20〜64歳)の散らばり
測定項目 ほとんど毎日ときどきときたましない
握力1.010.990.980.99
上体起こし1.010.940.950.96
長座体前屈1.000.980.971.02
反復横とび0.980.970.980.93
20mシャトルラン1.140.990.840.77
立ち幅とび1.020.970.970.96
持久走・急歩1.040.990.950.95

この値は当サイトが公表データから計算したもので、調査の公表値ではありません。散らばりの大小に良し悪しはありません。同じ人を追いかけた調査ではなく、区分の違いが運動の回数によるものとは言えません。50m走、10m障害物歩行、持久走・急歩のような記録が小さいほど良い項目も、同じ式で出しています。表が画面に収まらないときは、左右に動かすと続きの列が見られます(先頭の列は固定されます)。

「平均並み」の記録は、区分べつだと何位になるか

公表されている平均ちょうどの記録を出した人が、運動の頻度で分けた中では上位何%にあたるかです。上位◯%は、その区分の中で自分より上にいる人の割合で、小さいほど上になります。同じ記録でも、どの区分の中で見るかで位置が変わります。

いちばん大きく動くのは大人(20〜64歳)の20mシャトルランで、「ほとんど毎日」の中では上位71%、「しない」の中では上位25%です(46ポイントの違い)。

小中高生で見ると

小中高生で見ると
測定項目ほとんど毎日ときどきときたましない動く幅
20mシャトルラン65%38%29%21%44
持久走・急歩66%40%31%26%40
ボール投げ62%42%33%25%37
50m走63%44%36%29%34
反復横とび62%44%36%29%33
上体起こし61%44%36%29%32
立ち幅とび61%45%37%30%31
握力57%47%42%37%20
長座体前屈56%48%44%39%17

大人(20〜64歳)で見ると

大人(20〜64歳)で見ると
測定項目ほとんど毎日ときどきときたましない動く幅
20mシャトルラン71%58%42%25%46
上体起こし67%57%46%35%32
反復横とび63%57%48%36%27
持久走・急歩63%56%45%37%26
立ち幅とび60%56%49%38%22
長座体前屈59%53%48%42%17
握力56%53%49%45%11

高齢期(65〜79歳)で見ると

高齢期(65〜79歳)で見ると
測定項目ほとんど毎日ときどきときたましない動く幅
上体起こし59%50%42%32%27
6分間歩行59%51%43%33%26
10m障害物歩行56%50%47%38%18
長座体前屈53%51%46%40%13
開眼片足立ち54%51%46%41%13
握力50%51%50%44%6

この値は当サイトが公表データから計算したもので、調査の公表値ではありません。各区分の平均値と標準偏差から正規分布を仮定して計算した近似で、位置づけの道具と同じ前提です。年齢区分と男女べつに出してからならしています。「動く幅」は、いちばん左の区分といちばん右の区分の差(ポイント)です。表が画面に収まらないときは、左右に動かすと続きの列が見られます(先頭の列は固定されます)。

差があっても、二つに分かれるわけではありません

上の数字は、2つの区分が別々の集団だという意味ではありません。「しない」の人のうち「ほとんど毎日」の人の平均を超えるのは、小中高生で平均21.2%、大人(20〜64歳)で平均25.1%、高齢期(65〜79歳)で平均33.0%(全項目をならした割合)です。項目ごとの割合は差の重なりのページにあります。

運動の頻度による差は、大人と子どものどちらで大きいか

男子・男性で全項目の平均を取ると、小中高生が0.89、大人が0.68です。小中高生のほうが、この分け方で差が出ます。

差が最も大きい項目は、どちらも20mシャトルランです(小中高生1.28、大人1.35)。年齢によらず、この項目がいちばん運動の習慣を映します。

項目によって、運動習慣による差の大きさがまったく違います

大人でみると、差が最も大きいのは20mシャトルラン(標準偏差の1.35個分)、最も小さいのは握力(同0.27個分)です。その差はおよそ5.0倍あります。

つまり、握力が平均並みだからといって、運動の習慣が足りないということにはなりません。握力は、トレーニングの頻度よりも体格や年齢で決まる部分が大きい項目だ、というのがデータの示すところです。

続けている実感を数字で確かめたいなら、20mシャトルランや上体起こしのほうが、頻度の違いがはっきり出ます。

20mシャトルランは持久走・急歩との選択実施で、選んだ人だけが載っています。20mシャトルランのページにどれだけ選ばれなかったかを書いています。

持久走・急歩は20mシャトルランとの選択実施で、選んだ人だけが載っています。持久走・急歩のページにどれだけ選ばれなかったかを書いています。

実際の数字で見る(35〜39歳男性)

20mシャトルラン

20mシャトルラン
運動・スポーツの実施状況平均(回)標準偏差標本数
ほとんど毎日(週に3日以上)74.6225.33165
ときどき(週に1〜2日くらい)61.3423.48355
ときたま(月に1〜3日くらい)51.6020.73240
しない43.3919.46205

握力

握力
運動・スポーツの実施状況平均(kg)標準偏差標本数
ほとんど毎日(週に3日以上)46.546.98222
ときどき(週に1〜2日くらい)46.187.39473
ときたま(月に1〜3日くらい)45.697.28325
しない44.817.84288

学校でもらう数字と違うのは、別の調査だからです

学校からもらう紙の数字と、このページの数字は合わないことがあります。理由は、使っている調査が違うからです。

学校でもらう数字と違うのは、別の調査だからです
このサイト学校で配られることが多いほう
調査名体力・運動能力調査全国体力・運動能力、運動習慣等調査
対象6〜79歳の標本調査小学5年生・中学2年生のみ
最新令和7年度(2026年10月11日公表)令和7年度(2025年12月16日公表)
運動部べつ測定項目ごとに平均・標準偏差あり体力合計点(総合スコア)のみ

たとえば中学2年生にあたる男子の握力は、全国調査で28.91kg、当サイトが使う調査の13歳で30.52kgです。 どちらかが間違っているのではなく、対象の取り方も年齢のくくり方も違います。

このサイトが測定項目ごとの数字を、しかも運動部に入っているかで分けて出せるのは、 使っている調査のほうにその区分があるからです。全国調査で運動部べつに出ているのは合計点だけです。

全国調査の出典:スポーツ庁「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」令和7年度 (公表ページ、2026年9月12日に利用)

表が画面に収まらないときは、左右に動かすと続きの列が見られます(先頭の列は固定されます)。

小中高生には、週に何日かではなく1日の運動時間を聞いた表もあります。1日の運動・スポーツ実施時間べつの平均で、30分未満との差を項目別に見られます。

運動の頻度が1段階上がると、平均はどれだけ違うか

両端の比べ方に対して、隣り合う段階どうしの平均の差も出しました。標準偏差の何個分かで表し、プラスなら頻度が多い側の記録が上回っています。どの境目で差が大きいかを、項目ごとに読めます。

段階の境目の差:小中高生(6〜19歳)

段階の境目の差:小中高生(6〜19歳)
測定項目 しない→ときたま
男
しない→ときたま
女
ときたま→ときどき
男
ときたま→ときどき
女
ときどき→ほとんど毎日
男
ときどき→ほとんど毎日
女
握力+0.20+0.07+0.16+0.12+0.29+0.23
上体起こし+0.19+0.19+0.24+0.20+0.47+0.42
長座体前屈+0.13+0.11+0.07+0.12+0.25+0.17
反復横とび+0.23+0.19+0.21+0.20+0.48+0.44
20mシャトルラン+0.28+0.22+0.26+0.20+0.73+0.70
立ち幅とび+0.27+0.15+0.17+0.21+0.41+0.43
50m走+0.25+0.17+0.21+0.22+0.47+0.53
ボール投げ+0.26+0.18+0.23+0.26+0.58+0.44
持久走・急歩+0.19+0.11+0.16+0.34+0.67+0.68

段階の境目の差:大人(20〜64歳)

段階の境目の差:大人(20〜64歳)
測定項目 しない→ときたま
男
しない→ときたま
女
ときたま→ときどき
男
ときたま→ときどき
女
ときどき→ほとんど毎日
男
ときどき→ほとんど毎日
女
握力+0.12+0.11+0.06+0.12+0.09+0.07
上体起こし+0.32+0.27+0.26+0.29+0.30+0.27
長座体前屈+0.18+0.16+0.11+0.15+0.17+0.14
反復横とび+0.31+0.27+0.21+0.24+0.15+0.20
20mシャトルラン+0.41+0.39+0.48+0.32+0.48+0.33
立ち幅とび+0.27+0.27+0.17+0.21+0.10+0.14
持久走・急歩+0.22+0.21+0.29+0.28+0.17+0.21

各年齢区分で計算した値を、区分と男女ごとにならしています。小中高生の頻度は体育の授業を除いた回数です。同じ人を長く追って測った数字ではありません。段階が違う人どうしの平均の差で、頻度を上げればこれだけ変わるという意味ではありません。

「ときどき」は、「しない」と「ほとんど毎日」の差のどこまで届くか

「しない」の平均から「ほとんど毎日」の平均までの差を100%としたとき、「ときどき」の平均がその何%の位置にあるかを、年代ごとに並べました。小中高生の頻度は体育の授業を除いた回数で、大人は運動・スポーツの実施頻度です。100%に近いほど「ときどき」の人の平均が「ほとんど毎日」の人に近く、0%に近いほど「しない」の人に近いことを表します。

「ときどき」は、「しない」と「ほとんど毎日」の差のどこまで届くか
測定項目小学生中学生高校生20代30代40代50代60代70代
握力53%43%47%65%—————
上体起こし48%48%37%57%73%61%74%74%60%
長座体前屈—53%42%—71%52%65%——
反復横とび53%46%31%66%85%63%77%91%—
20mシャトルラン42%35%21%61%63%61%62%57%—
立ち幅とび57%49%30%66%75%71%101%——
50m走53%43%34%——————
ボール投げ44%44%42%——————
10m障害物歩行———————69%71%
6分間歩行———————67%69%
持久走・急歩—28%35%89%59%64%68%88%—

この値は当サイトの計算で、調査の公表値ではありません。年齢区分と男女ごとの差を標準偏差でそろえて足し合わせています。

—は、その年代では測っていない項目、または「しない」と「ほとんど毎日」の差が標準偏差の0.4個分に満たず、割合にならないものです。100%超や0%未満は、「ときどき」の平均が両端の外に出ているためです。同じ人を追いかけた調査ではなく、頻度を週1〜2日にすればこの割合まで届く、という意味ではありません。表が画面に収まらないときは、左右に動かすと続きの列が見られます(先頭の列は固定されます)。

「しない」の平均が「ほとんど毎日」の平均に届くための差(測った単位)

「しない」の人の平均と「ほとんど毎日」の人の平均の差を、kg・回・秒・cmなど、測った単位のまま年代ごとに並べました。標準偏差の何個分かで見る上の表と違い、「あと何回・何kg」にあたる大きさがそのまま読めます。小中高生の頻度は体育の授業を除いた回数で、大人は運動・スポーツの実施頻度です。

「しない」の平均が「ほとんど毎日」の平均に届くための差(測った単位)
測定項目単位小学生中学生高校生20代30代40代50代60代70代
握力kg+1.41+3.09+3.97+3.35+1.87+1.18+0.85+0.23+1.38
上体起こし回+3.31+6.01+5.99+4.87+4.27+4.95+4.76+4.51+4.09
長座体前屈cm+2.08+5.26+6.50+3.88+4.91+5.28+4.64+2.86+3.79
反復横とび点+4.53+7.16+7.05+4.91+4.17+4.90+4.38+4.11—
20mシャトルラン回+15.0+28.4+28.4+22.9+21.5+20.7+16.9+13.2—
立ち幅とびcm+14.4+23.4+20.7+17.0+12.1+14.9+10.9+8.06—
50m走秒・小さいほど速い+0.76+0.70+0.74——————
ボール投げm+4.28+6.00+5.30——————
開眼片足立ち秒———————+13.1+15.6
10m障害物歩行秒・小さいほど速い———————+0.50+0.69
6分間歩行m———————+47.9+56.9
持久走・急歩秒・小さいほど速い—+42.9+54.6+50.6+51.0+55.4+61.2+36.3—

この値は当サイトの計算で、調査の公表値ではありません。年齢区分と男女ごとの平均の差を、そのまま平均しています。小さいほど良い項目も、良い側への差を正の数で書いています。—は、その年代では測っていない項目です。

同じ人を追いかけた調査ではなく、頻度を変えればこの差だけ変わる、という意味ではありません。運動の頻度以外の違い(年齢の細かな差や体格など)も混ざっています。表が画面に収まらないときは、左右に動かすと続きの列が見られます(先頭の列は固定されます)。

「しない」から「ほとんど毎日」の側で、平均が最も動く項目(年代別の上位3項目)

項目ごとの差を標準偏差の何個分かで表し、大きい順に年代ごと3つ並べました。年代によって、差が大きく出る項目が入れ替わるかを読めます。小中高生の頻度は体育の授業を除いた回数で、大人は運動・スポーツの実施頻度です。

「しない」から「ほとんど毎日」の側で、平均が最も動く項目(年代別の上位3項目)
年代1位2位3位
小学生20mシャトルラン(0.96)ボール投げ(0.83)50m走(0.82)
中学生20mシャトルラン(1.54)ボール投げ(1.24)上体起こし(1.11)
高校生20mシャトルラン(1.35)持久走・急歩(1.20)50m走(1.05)
20代20mシャトルラン(1.17)上体起こし(0.86)立ち幅とび(0.73)
30代20mシャトルラン(1.15)上体起こし(0.75)持久走・急歩(0.74)
40代20mシャトルラン(1.27)上体起こし(0.93)反復横とび(0.77)
50代20mシャトルラン(1.18)上体起こし(0.84)持久走・急歩(0.74)
60代20mシャトルラン(0.94)上体起こし(0.78)反復横とび(0.67)
70代6分間歩行(0.72)上体起こし(0.66)10m障害物歩行(0.51)

この順位は当サイトが公表データから計算したもので、調査の公表値ではありません。年齢区分と男女ごとの値をそのまま平均しています。同じ人を追いかけた調査ではなく、頻度を上げればこの順に伸びる、という意味ではありません。測っていない項目は、その年代では順位に入りません。表が画面に収まらないときは、左右に動かすと続きの列が見られます(先頭の列は固定されます)。

全体の平均は、どの運動頻度の層の平均に最も近いか

これまでの表は「層ごとの平均」を並べていました。ここでは向きを逆にして、頻度を問わない全体の平均が、「ほとんど毎日」・「ときどき」・「ときたま」・「しない」のうち、どの層の平均にいちばん近いかを、項目と年代ごとに示します。全体の平均と同じくらいの記録の人は、運動の頻度でいえばどの層の平均と並ぶのかが読めます。小中高生の頻度は体育の授業を除いた回数で、大人は運動・スポーツの実施頻度です。

全体の平均は、どの運動頻度の層の平均に最も近いか
測定項目小学生中学生高校生20代30代40代50代60代70代
握力ときどきほとんど毎日ときどきときたまときたまときたまときたまときたまときたま
上体起こしときどきほとんど毎日ときどきときどきときたまときたまときたまときどきときどき
長座体前屈ときどきほとんど毎日ときどきときたまときたまときたまときたまときどきときどき
反復横とびときどきほとんど毎日ときどきときたまときたまときたまときたまときたま—
20mシャトルランときどきほとんど毎日ときどきときどきときたまときたまときどきときどき—
立ち幅とびときどきほとんど毎日ときどきときたまときたまときたまときたまときたま—
50m走ときどきほとんど毎日ときどき——————
ボール投げときどきほとんど毎日ときどき——————
開眼片足立ち———————ほとんど毎日ときどき
10m障害物歩行———————ときどきときどき
6分間歩行———————ときどきときどき
持久走・急歩—ほとんど毎日ときどきときたまときたまときたまときどきときどき—

この対応は当サイトが公表データから計算したもので、調査の公表値ではありません。年齢区分と男女ごとの平均をならし、全体の平均との差がいちばん小さい層を選んでいます。記録が小さいほど良い項目も、平均どうしの近さで選ぶので向きの影響はありません。

—は、その年代では測っていない項目です。同じ人を追いかけた調査ではなく、その人の運動頻度を示すものでもありません。表が画面に収まらないときは、左右に動かすと続きの列が見られます(先頭の列は固定されます)。

「ほとんど毎日」の層は、全体の平均より何上か(年代別・項目別)

「ほとんど毎日」の人の平均が、頻度を問わない全体の平均よりどれだけ良い側にあるかを、kg・回・秒・cmなど測った単位のまま、年代を行・項目を列にして並べました。どの年代で全体との開きが大きいかを、行で追えます。小中高生の頻度は体育の授業を除いた回数で、大人は運動・スポーツの実施頻度です。

「ほとんど毎日」の層は、全体の平均より何上か(年代別・項目別)
年代握力
kg
上体起こし
回
長座体前屈
cm
反復横とび
点
20mシャトルラン
回
立ち幅とび
cm
50m走
秒・小さいほど速い
ボール投げ
m
開眼片足立ち
秒
10m障害物歩行
秒・小さいほど速い
6分間歩行
m
持久走・急歩
秒・小さいほど速い
小学生+0.43+1.11+0.72+1.40+5.28+4.27+0.24+1.47————
中学生+0.58+1.21+0.92+1.45+6.24+4.59+0.16+1.18———+10.7
高校生+1.40+2.42+2.45+2.90+12.1+8.89+0.31+1.98———+20.7
20代+1.66+2.88+1.84+2.64+11.8+8.89—————+19.6
30代+1.09+2.34+2.63+1.88+11.9+6.35—————+27.9
40代+0.67+2.90+3.18+2.84+12.1+7.56—————+27.7
50代+0.43+2.27+2.31+2.06+9.23+3.78—————+35.7
60代-0.08+1.69+0.94+1.31+7.05+1.74——+3.49+0.18+20.5+15.6
70代+0.26+1.48+1.06—————+5.26+0.20+17.9—

この値は当サイトの計算で、調査の公表値ではありません。年齢区分と男女ごとの平均の差を、そのまま平均しています。小さいほど良い項目も、良い側への差を正の数で書いています。—は、その年代では測っていない項目です。同じ人を追いかけた調査ではなく、頻度を上げればこの差だけ変わる、という意味ではありません。表が画面に収まらないときは、左右に動かすと続きの列が見られます(先頭の列は固定されます)。

「ほとんど毎日」と「しない」の差は、5歳ぶんの加齢変化の何回ぶんか

大人では、5歳上がるごとに平均が下がる大きさが項目ごとに決まっています。「ほとんど毎日」の人と「しない」の人の平均の差を、この5歳あたりの下がり方で割ると、差が「5歳ぶんの加齢変化の何回ぶん」に当たるかが分かります。差は、5歳ごとの年齢区分で出した差の平均です。5歳あたりの下がり方は、20〜64歳(65歳以上を測る項目は65〜79歳)の最初と最後の区分の全員の平均の差を、区分のあいだの数で割ったものです。

「ほとんど毎日」と「しない」の差は、5歳ぶんの加齢変化の何回ぶんか
測定項目男性女性
上体起こし4.2回ぶん
差+4.8回
5歳で-1.12回
4.4回ぶん
差+4.7回
5歳で-1.07回
反復横とび2.8回ぶん
差+4.7点
5歳で-1.69点
3.7回ぶん
差+4.4点
5歳で-1.20点
20mシャトルラン5.4回ぶん
差+27.1回
5歳で-5.05回
4.8回ぶん
差+12.2回
5歳で-2.53回
立ち幅とび1.9回ぶん
差+12.4cm
5歳で-6.45cm
2.8回ぶん
差+13.8cm
5歳で-4.90cm

この値は当サイトの計算で、調査の公表値ではありません。差は、頻度が高い人の平均が、記録として上回る向きをプラスにしています。50m走、10m障害物歩行、持久走・急歩は記録が小さいほど速いため、差も下がり方も速さの向きにそろえています。表が画面に収まらないときは、左右に動かすと続きの列が見られます(先頭の列は固定されます)。

同じ人を追いかけた調査ではないので、運動を増やせば加齢の変化がこの回数ぶん戻る、という意味にはなりません。加齢の目安と並べて大きさを見るための数字で、体力年齢や状態の判定ではありません。運動する人はもともと体力が高い可能性もあります。

握力、長座体前屈、50m走、ボール投げ、開眼片足立ち、10m障害物歩行、6分間歩行、持久走・急歩は、年齢の区分がそろっていないか、加齢による変化が小さくて割り算が安定しないため、この表には載せていません。

運動の頻度の比較のよくある質問

「ほとんど毎日」「しない」は、何日運動することですか

調査の区分で、6〜19歳はほとんど毎日(週3日以上)・ときどき(週に1〜2日くらい)・ときたま(月に1〜3日くらい)・しない、20〜79歳はほとんど毎日(週3〜4日以上)・ときどき(週1〜2日程度)・ときたま(月1〜3日程度)・しないです。小中高生の頻度は体育の授業を除いた回数で、大人は運動・スポーツの実施頻度です。

「ほとんど毎日」と「しない」の差は、運動したからですか

そうは言えません。この数字は、ある年に測った別々の人たちの平均を比べたものです。同じ人を長く追って測ったものではなく、運動の頻度が原因だと分かるわけではありません。

「標準偏差の何個分」は、どう読みますか

記録のばらつき1つ分を1.0として、平均がどれだけ離れているかを表します。単位の違う項目どうしを同じものさしで比べるための値で、当サイトが公表データから計算したものです。

自分の記録は、運動の頻度が同じ人の中でどのあたりですか

同じ年齢・性別で、運動の習慣が同じ人の分布の中での位置を、自分の記録を入れて出せます。

握力の平均の実数(kg)は、握力の年齢別の平均一覧表(男女・全体)に、年齢ごとに載せています。

平均の差ではなく、上位25%・50%・75%にあたる記録の目安は上位25%・50%・75%の記録の目安に、項目と年代ごとに載せています。

自分の記録で位置を調べる

自分の記録を入れて位置を出す

条件を選ぶと、同じ条件の人の中での位置を出す画面が開きます。結果を出したあと、記録を残せます。残した値は端末の中だけにあり、外へは送りません。

出典:「体力・運動能力調査」(スポーツ庁)令和7年度、2026年10月11日公表
https://www.mext.go.jp/sports/b_menu/toukei/chousa04/tairyoku/kekka/k_detail/1421920_00015.htm(2026年10月14日に利用)

統計数値表の必要な区分を抽出して整形しています。上位何%かの表示と、標準偏差の何個分かという値は当サイトの計算値です。