出典とデータについて

スポーツ庁「体力・運動能力調査」令和6年度の公表データから

このサイトの数字がどこから来て、どこまで言えるのかをまとめたページです。使っている調査、取り出した統計表、収録している12項目、計算の方法とその限界、入力した値の扱いまでを、順に書いています。

数字を引くときは、調査名・年度・公表日をそのまま写してください。当サイトが計算した値(標準偏差の何個分か、上位◯%など)は、調査の公表値ではありません

使っているデータ

スポーツ庁「体力・運動能力調査」の令和6年度分です。2025年10月7日に公表された報告書の「統計数値表」から抽出しています。

調査名体力・運動能力調査(スポーツ庁)
年度令和6年度
公表日2025年10月7日
更新の周期年1回(例年10月ごろ)
対象年齢6歳〜79歳
収録している区分運動頻度べつ 1608件、運動部所属べつ 804件、年齢・性別の全体 402件

2つの比べ方

調査が使っている区分をそのまま使っています。

運動の頻度は、年齢層で調査の言い方が違います。6〜19歳はほとんど毎日(週3日以上)・ときどき(週に1〜2日くらい)・ときたま(月に1〜3日くらい)・しない、20〜79歳はほとんど毎日(週3〜4日以上)・ときどき(週1〜2日程度)・ときたま(月1〜3日程度)・しないです。当サイトのページでも、その年齢層の言い方に合わせています。

運動・スポーツをする頻度

運動部・スポーツクラブ所属

収録している測定項目

調査は年齢によって測る項目が変わります。当サイトが収録しているのは次のとおりです。

測定項目単位対象年齢記録の向き
握力kg6歳〜79歳大きいほど良い
上体起こし6歳〜79歳大きいほど良い
長座体前屈cm6歳〜79歳大きいほど良い
反復横とび6歳〜64歳大きいほど良い
20mシャトルラン6歳〜64歳大きいほど良い
立ち幅とびcm6歳〜64歳大きいほど良い
50m走6歳〜19歳小さいほど速い
ボール投げm6歳〜19歳大きいほど良い
開眼片足立ち65歳〜79歳大きいほど良い
10m障害物歩行65歳〜79歳小さいほど速い
6分間歩行m65歳〜79歳大きいほど良い
持久走・急歩12歳〜64歳小さいほど速い

65歳以上では反復横とび・20mシャトルラン(または急歩)・立ち幅とびに代わり、開眼片足立ち・10m障害物歩行・6分間歩行が測られます。この3項目も収録しています。20mシャトルラン、持久走・急歩はどちらか一方を選んで測ります。どちらも全員の一部なので、両方とも収録したうえで、選んだ人だけの数字であることを各ページに書いています。全員が測る握力の標本数とくらべると、20mシャトルランは平均80%(最も少ない区分で56%)、持久走・急歩は平均24%(最も少ない区分で15%)でした。表が画面に収まらないときは、左右に動かすと続きの列が見られます(先頭の列は固定されます)。

元の統計表のどこから取ったか

統計表取っている内容
表-1-1年齢べつの握力・上体起こし・長座体前屈
表-1-2年齢べつの反復横とび・20mシャトルラン
表-1-3年齢べつの50m走・立ち幅とび・ボール投げ
表-1-4年齢べつの開眼片足立ち・10m障害物歩行・6分間歩行(65歳以上)
表-6系運動部・スポーツクラブ所属の有無べつ(6〜79歳)
表-7系運動・スポーツの実施状況べつ(6〜79歳)

抽出は手作業ではなくプログラムで行っており、年度が変わっても同じ手順で作り直せるようにしています。結果のうち55件については、報告書の原文と1件ずつ突き合わせて一致を確認しました。

学校で配られるもう一つの調査との違い

小学5年生と中学2年生には、別の調査があります。学校から配られる紙はそちらであることが多く、同じ学年でも数字が違います

このサイト学校で配られることが多いほう
調査名体力・運動能力調査全国体力・運動能力、運動習慣等調査
対象6〜79歳の標本調査小学5年生・中学2年生のみ
最新令和6年度(2025年10月7日公表)令和7年度(2025年12月16日公表)
運動部で分けた数字測定項目ごとに平均・標準偏差あり体力合計点(総合スコア)のみ

たとえば中学2年生にあたる男子の握力は、全国調査で28.91kg、当サイトが使う調査の13歳で29.46kgです。どちらかが間違っているのではなく、対象の取り方も年齢のくくり方も違います。

全国調査の出典:スポーツ庁「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」令和7年度(公表ページ、2026年9月12日に利用)

計算の方法と、その限界

「上位◯%」は、その区分の平均値と標準偏差から、分布が左右対称(正規分布)だと仮定して計算した近似です。実際の分布が対称でない項目では誤差が出ます。個々の測定値そのものは公表されていないため、この近似を使っています。

どこがいちばん苦しいかも、数えられます。0を下回る記録はどの項目でもありえないので、平均から標準偏差2つ分を引いて0を割る区分は、左右対称ではありえません。収録している2,814区分のうち87区分がこれにあたり、上体起こし・20mシャトルラン・開眼片足立ちに出ます。いちばん苦しいのは75〜79歳男性の「しない」の開眼片足立ちで、平均35.64秒に対して標準偏差37.21秒です。こうした区分では、上位◯%は目安としてもずれが大きくなります。道具の画面にも、その場で断りを出します。

50m走、10m障害物歩行、持久走・急歩は、記録が小さいほど速い項目です。上位◯%の向きをそろえて計算しています。

「標準偏差の◯個分」は、2つの区分の平均の差を、2つの区分の標準偏差から求めた共通のばらつきで割った値です。単位の違う項目どうしを同じものさしで比べるために使っています。年齢区分ごとに計算し、その平均を出しています。個人の伸びしろを表す値ではなく、区分どうしの平均がどれだけ離れているかを表す値です。

男女の差も同じ式で出しています。同じ年齢の男女の平均の差を、共通のばらつきで割った値です。

「◯%が平均を超える」という割合は、低いほうの区分の分布が左右対称(正規分布)だと仮定して、高いほうの区分の平均を上回る面積を求めたものです。上位◯%と同じ仮定に立っており、同じ限界があります。2つの区分がまったく同じ分布なら50%になります。

これらはいずれも、ある時点で測った人たちを区分ごとに並べた結果です。同じ人が運動を始めたらどう変わるかは、この調査からは分かりません。

標本数が少ない区分では数字がぶれます。区分べつのデータのうち372件は標本数が100人未満です。該当する区分では画面上に注意を表示します。

性別は調査の区分が男女の2つであるため、それ以外を選ぶことはできません。対応する統計区分が存在しないためです。

利用条件

このデータは文部科学省ウェブサイト利用規約(政府標準利用規約第2.0版に準拠)に従って利用しています。同規約は、出典を記載すれば商用利用を含めて自由に利用できること、数値データや簡単な表は著作権の対象ではないことを明記しています。編集・加工した旨もあわせて表示しています。

統計数値表(PDF)公表ページ

このサイトが出さないもの

入力した値の扱い

入力した年齢や記録は、画面の中だけで計算しています。サーバーへ送らず、保存もしません。

ただし結果を出すと、条件がページのアドレスに入ります(?age=37&sex=male&item=grip&record=50 の形)。あとで同じ条件で開き直せるようにするためで、送信されるのではなく、アドレスに書かれているだけです。人に見せたくない場合は、アドレスを渡さなければ外へは出ません。

出典:「体力・運動能力調査」(スポーツ庁)令和6年度、2025年10月7日公表
https://www.mext.go.jp/sports/b_menu/toukei/chousa04/tairyoku/kekka/k_detail/1421920_00012.htm(2026年9月12日に利用)

公表されている統計数値表から必要な区分を抽出し、当サイトで扱いやすい形へ整形しました。数値そのものは改変していません。標準偏差の何個分かという値は、当サイトが上記データから計算したもので、調査の公表値ではありません。